顔汗にボトックス治療は効果あるの?

顔汗にボトックス治療は効果あるの?

顔汗にボトックス治療は効果あるの?

顔汗にボトックス治療は効果あるのでしょうか。ボトックス注射と聞くと美容整形のイメージが強いと思いますが、顔面多汗症など顔汗を多くかいてしまう方の治療にも期待できると言われています。なぜボトックス注射が顔汗に良いのかご紹介します。

多汗症

顔汗がひどいと悩んでいる方にとって、耳にされる方も多いのではないでしょうか。多汗症とは、顔だけではなく、手や足などに汗が増加する症状のことを言います。

多汗症の中には、全身に汗が増加する「全身性多汗症」とカラダの一部に汗が増える「局所多汗症」があります。

さらには、全身性多汗症・局所多汗症とも人により症状の差は違い、例えば手だけの局所多汗症の場合、じわっと汗が続き、定期的にハンカチなどで拭けば問題なく生活を送れる人もいれば、都度手をハンカチで拭くとハンカチが絞れるぐらい汗が出てしまい、日常生活に大きく支障きたす方もいます。

多汗症の原因とは?

全身性多汗症・局所多汗症とも、原因は原発性、感染症、内分泌代謝異常や神経疾患など特に原因が特定されるものはありません。原発性局所多汗症の患者さんの割合も人口の約5.3%と決して少ない割合ではないことがわかります。しかしまだはっきりとしたことがわかっていないことも実情です。

ボトックス注射とは?

ボトックス注射とは、食中毒などの問題でネットやニュースでよく出る「ボツリヌス菌」を使った注射です。

ボツリヌス菌と聞くと人間のカラダには悪影響というイメージですが、このボツリヌス菌が作る毒素には汗を出すのを抑えてくれる効果が期待できると言われています。もちろん、カラダに害がないよう精製した状態にしているので、問題ありません。
ボトックス注射は、この多汗症の治療とは別に気軽に出来るプチ整形としておでこや眉間、目尻などの顔のしわ取りとしても需要も多くあります。

ボトックス注射で顔汗は治せる?

汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類あり、顔は主にエクリン腺が多く分布されています。汗を分泌する仕組みとして、エクリン腺が分泌させるのではなく、神経伝達分質であるアセチルコリンが指令を出すことで汗が出ています。
ボトックスには、このアセチルコリンの分泌を抑制し、筋肉の働きを麻痺させる作用を注入することで結果汗腺の働きを弱めて、発汗を減らすことができます。

施術時間はわずか15分ほどなので、注射後すぐ帰宅することもできます。
また、個人差はありますが1回の注射で数ヶ月から半年ほど効果が持続できますが、保険適応外な上、効果がきれた後は再度注射しないと効果が切れてしまいます。

また費用に関してもクリニックによって1回あたり一万円~数万円と高額な上、開きがあるので、費用がかさむ可能性もあります。気軽に挑戦出来る金額ではないからこそ、しっかり医師と相談して決めてほしいと思います。

ボトックス注射の副作用はある?

ボトックス注射の場合、人によっては痛みを伴う可能性もありますので、痛いのが苦手だという方は、局部麻酔をお願いするなどぜひ相談してみてください。

また、先程お伝えしたようにボトックス注射は筋肉も麻痺させる作用があります。そのため、稀にしびれを感じる場合があります

副作用はボトックス注射本来が持つ作用によって起こる可能性もありますが、注射を行う位置によって副作用の確率も変わるとも言われています。なるだけ副作用がないよう、多汗症の治療の経験が豊富なクリニックを探すことをおすすめします。